三条市荻堀のしただ歯科は「患者様にとって身近で安心してかかれる」歯科医院を目指します
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歯ぎしり~後編~

皆さん、こんにちは。

今回は歯ぎしりの対処法と治療法について述べたいと思います。

①口の周りの筋肉をマッサージする

口の周囲の筋肉が緊張していると、歯ぎしりが生じやすくなります。→物を嚙む際に使う咬筋などを手でマッサージしましょう。筋肉がほぐれると歯ぎしりが緩和されやすくなります。

②意識的に歯ぎしりを控える

歯ぎしりは無意識に行ってしまいがちですが途中で自覚することも多いと思います。そうした時は意識的に歯ぎしりを抑えるようにしましょう。また、普段から上下の歯が不必要にかみ合わないように意識することが大切です。

③過度な飲酒を控える

睡眠時に起こる歯ぎしりは意識的に改善することは不可能です。就寝前に過度な飲酒をすると症状が悪化する傾向にありますので、その点に注意しましょう。

〈治療法です〉

①マウスピースによる治療

歯ぎしりの治療法として最も一般的です。患者様専用のマウスピースを製作し、就寝時に装着することで歯ぎしりを改善します。

②薬で筋肉の緊張をほぐす

上述したように、歯ぎしりは口の周りの筋肉の緊張が原因となることもあります。そうした場合は、筋肉の緊張を和らげる薬を使って歯ぎしりを改善することが可能です。

③嚙み合わせを治す

嚙み合わせのバランスが悪い時は咬合調整で歯ぎしりを改善できることがあります。又、歯並びが大きく乱れている場合は、矯正治療が有効になります。

〈まとめ〉

歯ぎしりは主に、ストレスと嚙み合わせの異常により生じます。その悪影響は多岐にわたる為、できるだけ早めに治療を受けることをお勧めします。

しただ歯科 笹川弘康