健康な歯と口は、生涯にわたる健康づくりの基礎であり、日常生活の質的な向上や活性化につながります。
新潟県の幼児・児童・生徒の歯科保健を一層向上させることを趣旨として、新潟県歯科医師会では、「新潟県よい歯の学校・園運動」を毎年おこなっています。
学校歯科検診結果をはじめ、園・学校が取り組む保健指導や歯科保健活動状況を含め、評価し、むし歯や歯周疾患から幼児・児童・生徒を守るとともに、歯科保健教育の推進を図り、学校保健の向上に寄与しようとするものです。
令和6年度の審査結果において中越地区では
・優秀校……大島小学校、西鱈田小学校
・努力校……旭小学校、大島中学校、月ヶ岡特別支援学校
特別優良学校保健会として三条市支部学校保健会が選出されました。
特記すべき点として、大島小学校に関してはむし歯が0本、西鱈田小学校はむし歯の罹患者1名、むし歯が1本と非常に優秀な成績でした。
三条市全体では新潟県と比較しても、むし歯罹患率が低く年々改善傾向です。
又、現在、三条市では園・小学校のフッ素洗口実施状況が97.0%となっております。口腔疾患の予防、歯質の強化に欠かせないフッ素洗口を、今後は中学校、高校と推進していきたいと思います。
しただ歯科 笹川弘康